なんとなく

まあ大したことではないのですけどね。
以下おっさんの独り言。

考えてみれば、自分の活動している分野は随分とインスタントになったなぁという感はあります。
業界の隅の隅で趣味をしているような感じなのですが。
例えばゲームであれば、ディレクターの立場の人がCGやシナリオ・または音楽やボイスアクトなどまでの作業過程を全く把握していないとか、そういう感。
例えば音源であれば生音に近いものを個人でも揃えられたり、Lシリーズで潰しておけば音圧上がるしいいや的な、そういう感。
ある程度出来上がっているものを組み合わせてやっているんだなぁと、そんな感覚があります。
良し悪しと言う点ではよく判りません。こんなご時世ですから色々とやっていく上で速度と言うのは重要なので。
勿論、商業観点から考えれば必要なことだとも考えています。

では同人の方はどうか。
まあジャンル的に同人音楽を念頭にしか見られないですが……
感覚的にインスタントな感じはしないでもないでも。
妙な話なのですが、商業並みのクオリティを求められて久しいのですが、体裁だけ商業チックな感じになっているところに自分は違和感を感じることがあります。
例えば歌を頼む時に、曲が〆切りの2日前とか歌詞が当日だとか「この2曲1週間でお願い」とかそう言う頼み方をしたりとか。
同人のカテゴリーでやっているのにお願いする方にはプロのような求め方をしているのかなと。何となく楽器メロの代わり的な感じにちょっと思えたりするわけで。気のせいだとは思いますが。
正直、同人で稼ぐことは別におかしい事だとは思いません。好きか嫌いかは別ですが。
そして何だかんだでヴォーカル（特に女性）を据えるとやっぱり人が見るケースは増えるのですよ。
もっと言えば曲書いている方はある種どうでもいい部分もあるし、うちみたいな所だと名前の知られている方を引っ張ってきても大して売り上げに変化は無いのですが。
でもそうであるならば、もちょい頼み方はあるんじゃないのかなと。
まあ自分もちゃんとできているかといえばそうとは思わないので、もっとしっかりしなきゃと思いますが。

かなりタイトなスケジュールを組んでいたり、歌う側からの指摘に半ば逆ギレしたりとか、そう言うのはちょっと違う気がするかなと。
インスタントな感覚ってその辺にもあるのかな、とちょっと考えたりしてました。
まあ聞いた話を総合して雑感と言う感じですが。そう言うとこもあったりそうじゃないところもあったりという。

ただそう言う感覚でやっていくのならば、段々色んなものが剥がれてくるのかなと考えたりもします。
個別ではなくジャンル全体として……でしょうかね。
まあ暫くはそう言うことも無いでしょうし、誰も知らないおっさんの戯言だやっかみだと思っていただければ。
こんなご時世だから自分の曲に歌を入れてもらえるし、どこぞの馬の骨とも判らないような自分のCDを手に取ってくれる。
そんな風に自分は考えてます。
まあこんなことを書いているから文句とかよく来るんですが。

M3参加します。
A-10a『一人華飯スペシャル』です。壁とは名ばかりの混雑対応緩衝材サークルですが。
今回の新譜ははインスト集を手焼きで持っていく予定です。
まああの数のサークルさんの中で立ち寄る余裕は無いかもしれませんが、良かったら見てやってください。
一人でボヤーっとしていると思います。
それと今回はゲスト参加が無いです。
たまにはそう言う時もあるんじゃないでしょうか。色々と考え事をするには丁度いい間です。
まあ例大祭振替の作業が結構あるので、のんびりは出来ないかと思いますが。


そんな感じで。